元々馬南慈はかなり強い武将だった。
しかしここにきて王翦が逃げる事になってしまう。
それほどに深く入られて目の前に現れる直前と言える状況で丘を傅抵側から下りて前進するのだろう。
傅抵も馬南慈の強さは分かっていた。
だからこそその脅威を避ける為に自分にも討つチャンスが訪れると思っていたはず。
そこで王翦が正面から自分で来るのだから機を逸する訳にもいかない。
今回は王翦も矛を持っているのが面白い。
実際に少しだけ入り込んできた雑魚兵を自ら蹴散らしている事からも分かる様に、
趙の元三大天である藺相如とは少し異なると言えそう。
そもそも馬南慈に対峙していた段茶はどこにいったのか。
その辺りの話も今回のキングダム615話では語られていた。
それでは詳しくみていこう。
馬南慈は段茶を無視
飛信隊の横撃に対して後ろから攻撃してくるだろうと踏んでいたが違った。
馬南慈は飛信隊を無視する形で更に南に進み王翦の本陣を横撃する形を取る。
段茶は来る馬南慈軍に構えようとしていたが完全な肩透かし。
すぐに後を追うべきだったと言えるがそのあたりの判断は亜花錦ほどのものはない。
李牧の策に負けた形となる。
ここに亜光がいれば何かしらの対策を即時思いつく事が出来たのだろうか。
李牧中央も危ない
お互いに時間の問題と言えるが李牧の元にも少しずつ兵が入り込む。
護衛が対応して事なきを得るが強者が入り込めば一気に危険になるのは確実。
糸凌が手前までくるが将軍クラスが対応する事になった。
これで即座に入り込んでくる事が無くなったのならまだ対応可能。
龐煖が近くにいないのが気になるがやはり飛信隊側に向かっているのだろうか。
時間の感覚で見て馬南慈の勢いは恐ろしく李牧としては勝ちを確信している様子。
馬南慈がヤバい
馬南慈の強さが計り知れないレベルにある。
それは王翦の想像も超えていてかなり強く一気に内部にまで侵攻している。
王翦の屈強な本陣であっても対応しきれていない。
それは味方の傅抵でも驚くほどになっている。
一時の間に王翦の目の前まで雑魚兵が少しずつ入り込む。
ここで王翦は自ら矛を取って蹴散らしていく。
実は結構強かったのか?と思わせる描写であるが李牧同様にとどまろうとはせず傅抵側から丘を降りる事になる。
王賁が助けにいく
馬南慈が攻めている所を後ろ側から見る事になった王賁。
馬南慈の動きを追いかけた王賁ではあるが今届いているのは二十騎あまりの少なさである。
これで援軍として向かっても焼け石に水であり、
命を無駄にする行為であると関常は伝えているが無視する王賁。
父である王翦を今すぐに助けに向かわないと死んでしまうと感じている様子。
これに呼応して二十を引き連れて数千規模の馬南慈の軍に入り込む覚悟。
限界の王賁の中で一体これにどんな意味があるのか。
キングダム616話予想 信の前に龐煖
傅抵が王翦に対応する事になれば飛信隊の突破で李牧の前に現れる信となるのか。
そうなれば信の目の前に龐煖が現れる事になるだろう。
もう少し手前で戦う事になる可能性も高いが糸凌もつかまっていて時間がかかってしまう。
李牧がここから敗北の展開があるのなら、
龐煖が破れて馬南慈が王賁に討たれる様な展開ではないか。
李牧もギリギリの状況ではあるが先に王翦を討つ事が出来れば一挙に王翦中央の士気は低下する。
勝利は確定となる。
お互いに挟撃の失敗は負けを意味する状況であり、
総大将である自分の首を守る事と相手の首を討つ事に尽力している。
史実から王翦と李牧のどちらの首も落ちないのなら、
これ以降の活躍が存在しない龐煖の首と馬南慈というオリジナルキャラの首に関しては保証されないと言える。
どちらも落とされてしまえばさすがに李牧も負けを感じるのではないか。
しかしそれなら李牧の首を狙うはず。
龐煖だけは生き残り馬南慈が敗れる可能性もあるのか。
その上で膠着させて李牧が和解を申し立てる事もある。
首が落ちないのだから和解か撤退などの方法以外に李牧の敗北はない。
鄴を解放する事も出来ないのなら民を救う意味で即座に和解して桓騎が中の住民を蹂躙しないように図らせるのではないか。
キングダム615話では最後の役者と呼べる龐煖の信の目の前への登場に期待したい。
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