非常に興味深い展開となった李牧中央と王翦中央の戦い。
カイネが大女である田里弥の副官糸凌を危険と察知して迎え撃つ構えを見せた前回のキングダム612話。
どちらが強いのか気になる所であろう。
カイネは史実に存在する人物ではない。
よってキングダムオリジナルで、
原泰久先生がどう考えているかで強さも変わってくる。
今の感覚で見れば趙の若手有望株なのは確実であり、
信や蒙恬や王賁と同じレベルに位置するのではないかと感じる。
だとすれば、
尭雲を討ったり趙峩龍を討てる信や王賁だけに糸凌を討つのも容易となるのではないか。
カイネと糸凌が互角の可能性
田里弥の部下の中では際立つ存在と言える糸凌。
最初の様子見で繰り出されたとは言え夜に備えろと田里弥に言われていた。
様子見とは言え李牧の軍に迫りながらも、
失う事など絶対にない自信がある将なのだろう事はすぐにわかった。
田里弥将軍が繰り出す将として相当な武力を持っているのだとすれば、
カイネと互角かそれ以上の武を備えていてもおかしくはない。
但し、
カイネはどちらかと言えば知略を含めて戦うタイプであろう。
カイネが糸凌の首を落とさずに、
一瞬の足止めによって他の部隊との連携で糸凌を討つとも考えられる。
勿論カイネが物凄く強い可能性は否めない。
カイネが圧倒的に強い可能性
カイネは李牧の側近として最初に登場した女剣士。
河了貂と仲が良いとまで言わなくとも信たちと殺し合う日が来るとは想像も出来ない。
いつしか味方同士になるのではと言う予想すらある程である。
それは李牧が処刑されて趙が滅びた後に李牧が光りと言った嘉が脱出する時に何かあるのではないかと。
李牧の思いすらも信が背負うのではとも言われている。
それが信が李信を名乗るきっかけになるとする予想。
もしそうなら、
確かに傅抵やカイネが味方になる可能性もゼロではない。
カイネが信たちと同等の力を持ったキャラであるなら、
糸凌を瞬殺する展開も当然有り得る。
有力なのは互角説
カイネが余裕の表情で糸凌の元に向かったのでは無いことを考えても、
互角の武力を持つか糸凌が武で勝りながら手数や戦略でカイネが上回るのではないかというのが有力な説。
確かに、
この場でカイネが圧勝して糸凌を粉砕すればカイネと傅抵という趙の若手の実力が計り知れないレベルに到達しているのが分かる。
それでも現状では馬南慈や舜水樹に及ばないのだとすれば、
矛盾が生じてしまう事にも成りかねない。
カイネと糸凌は互角で、
カイネもまたこの糸凌との戦いで一つの成長を遂げて大きくなるのかもしれない。
そうなれば、
趙の若手の成長にも朱海平原は一役買った事になる。
大女との戦いは尭雲や趙峩龍と戦った信と王賁とも繋がっていく部分でもある。
糸凌が敗れた場合の王翦軍
糸凌がカイネに敗れた場合明らかに田里弥軍の動きは鈍る事になる。
今では互角の状況で飛信隊の横撃を待つ展開。
金毛軍が本隊とぶつかり合ったとしても、
後ろには玉鳳隊や亜光軍がいる。
亜光軍が馬南慈軍に対応するのだとすれば、
金毛で玉鳳隊と飛信隊を相手に戦う展開。
岳嬰は信の矛に瞬殺されていた。
同じ展開が金毛に待っているとしても何ら不思議はない。
最近出てきていない羌瘣も気になる所だろう。
キングダム612話では糸凌とカイネの展開と金毛が気になる。
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