キングダム591話で初登場だった趙峩龍の守備戦術である隔砂陣を突破する勢いで攻め立てる信率いる飛信隊の主攻。
河了貂の言う通りこの先で信が戦うのは過去の六大将軍や三大天と言った中華最強クラスの武将となる。
藺相如という元三大天の側近とは言え最前線から離れて年数が経っている趙峩龍相手に遅れを取る訳にはいかない。
キングダム592話では必死の攻勢によって信の刃は趙峩龍まで届くのか。
残している飛信隊のもう一つの剣である羌瘣の攻勢によって趙峩龍が討たれる可能性もある。
また松左は干斗を救うために死地に向かってしまった。
生き残るのは困難に思われている。
趙峩龍の本陣守備
土雀を前線に出しながら作り出す隔砂陣(かくさじん)という陣形は藺相如時代にも使われたものなのだろう。
配下たちの声を聴くと相当な防御力を誇っている様子ではあったが信が一気にその布陣を食い破ることになった。
これにはさすがの趙峩龍も驚きを隠せない様子が見て取れる。
このまま本陣に攻め上がられてしまえば趙峩龍も厳しい状況と言える。
藺相如の盾と言われる趙峩龍なら本陣にも何からの仕掛けを用意していて不思議はない。
廉頗将軍と戦った時に信が勢いに任せて本陣を強襲した際には手前で策にはまってしまった。
全く同じとは言わずとも今の勢いを殺せるだけの準備を行っている可能性はある。
しかし飛信隊の攻撃はこれだけではない。
まだメインで登場していないもう一つの剣があるのは読者も理解している。
飛信隊のもう一つの剣である羌瘣が勢いを止められた信たちとは別で動き趙峩龍の首を狙い討つのではないか。
さすがにキングダム592話でここまで進むとは考えにくいが動きを止められるなりの状況まで進行して残った羌瘣が首を狙うあたりまではいくのか。
松左がメインの592話か
松左は救えないはずの干斗の陣に10人を連れて向かうことになる。
合理的に考えれば見捨てるのが策としては良質なのかもしれない。
しかし飛信隊に入れた事を喜び隊のために必死に戦う新兵を見捨てて何が飛信隊なのかという気持ちも当然あるはず。
松左は一縷の望みに賭けて干斗たちがいる新兵の布陣の救出に向かう。
すぐに討ち死にしてしまったら援護が行き届かずに全体を窮地に陥らせてしまうのは松左も分かっている。
だからこそ救いながら何とか生き残る方法を模索するのではないか。
この部分を多く描いてしまうと趙峩龍を討つ部分よりも早めに飛信隊の守備が総崩れになる事になる。
ほぼ同時進行で趙峩龍討ち死にと松左討ち死にが訪れるならどうか。
干斗たちを守りながら殿を務める松左に襲いかかる趙峩龍軍。
同時進行で迫り来る羌瘣の刃。
そんな展開が想像出来る。
しかし592話を全て使っての描写ということはさすがに無いのではないか。
松左の死とその時の回想という形で後に語らえる可能性もある。
信が趙峩龍を討つ可能性
このまま信が趙峩龍を討つ可能性も当然ある。
隔砂陣はすでに崩壊と言ってもいい程に食い破られた。
これが趙峩龍が用意した最後の守備戦術だとすればそのまま趙峩龍は馬上に乗って自らも表に出て信を食い止めに入る可能性もある。
とすれば、信との一騎打ちで討ち死にの流れもある。
しかし羌瘣が全く役立っていない事を考えると物足りなさを感じる。
信が討つのか羌瘣が討つのか。
武功がある程度分散されるのだとすれば信は岳嬰と尭雲討ちを果たし、羌瘣が趙峩龍を討つ。
そして亜花錦が大きな功績である馬南慈討ちをしてみせるのか。
キングダム592話の次なる展開に期待。
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