十五日目が朱海平原の最終戦となることはすでに語られている。
十四日目が趙峩龍となれば最終日となる十五日目に復活した尭雲が登場する可能性は高い。
番陽も十四日目にはおそらく出てこないと語っていた(590話より)。
対比として描かれているという話題の朱海平原と考えるなら輪虎を討ったのは最終日の信となる。
同じ展開で尭雲を討つのも最終日の十五日目となるのではないか。
この報国を受けた事で李牧が敗北を悟るのかもしれない。
兵力で言えば圧倒的に趙側と言えるが、鄴の兵糧が無くなっていれば長期戦は不可能。
解放軍としてすぐに向かえないと分かれば和睦して民を助けるのが第一と李牧は考えるだろう。
十五日目の尭雲
十三日目に王賁が尭雲の命を狙いながら右腕の粉砕にとどまった。
しかしその傷は上腕部を完全に粉砕するものであり完全なる回復はないだろうと推察される。
十四日目に療養を行ったとしても以前と同様の武力は手にしていないと推察される。
王騎の矛を使い切れなかった信と本気ではなかったとしても尭雲との一騎打ちは一度行われている。
あの時点では信が尭雲を勝ることはなかったが、今回の右腕の粉砕と王騎の矛が手に馴染んだ事による強化。
信はすでに尭雲を超えている可能性も高い。
十五日目に現れる尭雲が利き手を使えない状況だとすれば圧倒的に有利となる。
最終日という意味も考えるとここで信が尭雲を討つ事になるのか。
信と輪虎の対比
信VS輪虎の戦が行われた流尹平野の戦いは朱海平原の戦と似ている部分が多いと言われている。
相手が元三大天の廉頗に対して朱海平原では現三大天の李牧となっている。
王翦と桓騎が登場する戦であり、朱海平原も流尹平野も左右と中央という布陣で戦っていた。
飛信隊と玉鳳隊と楽華隊の三部隊が同時に現れているのもまた一つの類似点であり、
廉頗の四天王である輪虎という武に特化した武将がいたのもポイント。
今回は三部隊によって尭雲を攻めてはいないが、王賁と信という二人の力によって尭雲を討つ可能性は十分にある。
輪虎に関しても信が討ち取る前に左手の指を奪い取っている。
流尹平野との類似点は多いがもし対比で描かれるのだとすれば最終日に尭雲討ちというのは十分にある。
食べない秦軍
秦国右軍の兵糧は十三日目の夜に全てを使い果たしている。
厳密に言えば十二日目と十三日目に関しては1日のものをギリギリ切り詰めて二日に分けたもの。
飛信隊では古参に対して信が自ら兵糧を配っていた。
十四日目の戦というのは白湯のようなものと僅かな馬肉を食べている状況。
すでに空腹は限界に来ていると言える。
確かに人間は水さえ飲めば一週間以上生きることが出来る。
それはあまり激しい動きをしない場合に限ってくるだろう。
敵と生き死にの戦をしている時に食べないというのは致命的な戦力ダウンに繋がっていくのは、
火を見るより明らかなこと。
十四日目も十五日目も食べない右軍となれば、
尭雲を信が倒すというその前に近づくことすら出来ずに壊滅してしまう恐れすらある。
王翦の兵糧
史実では王翦は閼与を攻める際に一定以上の武功のあるものだけを引き連れて精鋭のみで落している。
キングダムの朱海平原では李牧率いる閼与の軍に対して、
精鋭だけとはならずに王翦本軍と飛信隊と楽華隊と玉鳳隊という軍勢で攻めている。
王翦が兵糧をどれだけ保持しているのかは不明。
王翦の中央は一切戦っていないとなれば最初からかなり切り詰めて最後に右軍に回すだけの兵糧を持っているという可能性もある。
数が減った状態であり、
生き残った本当の精鋭だけに食べさせる分量だけを的確に残して最終日となる十五日目を戦う王翦となるのか。
十五日目にしっかりと食べる事が出来たのなら飛信隊を含め右軍の力は更に増してくる事になる。
全力で戦える残った飛信隊を刃にして尭雲を討つ十五日目となるか。
李牧の最終の選択は和睦となるのかも注意してみておきたい。
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