壁がロゾの脳天をかち割った。
それによって、
犬戎と山の民の戦は
終結と言っていい。
これに対して、
なんと楊端和は犬戎を滅ぼさずに
今までの山の民と同様に
解放するという提案。
やっぱり楊端和はすごい。
恐怖支配からの解放は
犬戎としても願っても無いこと。
当然受け入れることになる。
舜水樹は戦う手立てを失う。
⇒【李牧と舜水樹の誤算!将が強い!】
⇒【王賁と蒙恬は臨時の将軍に!?】
犬戎の提案
犬戎は舜水樹に提案をする。
鄴以外の場所に迎えと。
ここで殺しはしないのは
最低限のマナーという感じもする。
鄴以外に迎えという話なら
趙軍は朱海平原に向いそうだが
それも困ったもの。
趙の兵力もかなり減ってはいても
元々10万規模だった軍勢。
万単位で朱海平原に向かわれては
王翦としてもたまらない。
舜水樹と楊端和の戦というのは
また次の機会になる。
⇒【舜水樹は朱海平原を目指す!?】
⇒【桓騎の弱点!?李牧戦で討ち死に!?】
壁が大功績
壁も起き上がってきている。
犬戎を仲間に引き入れて
キタリが納得するとも思えないが
メラ族も最初は同じだったのだろう。
こうして、
王である楊端和の元に
犬戎も下ったと言う状況。
何とか、
壁も立ち上がり生存は確認。
今回の大功績は壁のものとなる。
武将討ちで見れば、
楊端和がゴバ。
ブネンをキタリが討ち、
ダントがトアクを討った。
そして、
壁がロゾ。

原泰久/集英社/キングダム
この一撃は中々しびれるものがあった。
橑陽の戦を決めた存在となる。
失態ばかりではなく、
最後には大きな仕事をしてみせた。
朱海平原に移る
橑陽の戦がひとまずの終結。
そうなると、
次は朱海平原の戦へと
場面が移るはず。
こちらもまたギリギリの戦。
亜光が尭雲と馬南慈に
襲われて瀕死となった。
この二人の双撃で生きながらえた
その実力は相当なものと言える。

原泰久/集英社/キングダム
しかし、
意識朦朧とする中で
亜花錦が救出。
それでも追いかける相手に
逃げ切れるかという所だった。
王賁の合流と後退によって、
被害はあれども全滅はしないはず。
亜光はまた意識を取り戻し
戦場に出てくるのか。
この報告を受けて、
王翦は中央からいくつかの
援軍を繰り出す可能性もある。
なぜか王賁に対しては
厳しい王翦。
蒙恬の時のように
臨時の将軍を任せることはないか。
もしそうなら、
残る二人の将軍の一人を
亜光軍の指揮として回してくるか。
⇒【亜光と亜花錦は親子なのか!?】
⇒【亜光は史実に存在しない!】
王賁の怒り
王賁は王翦将軍の考えに
賛同してきた。
しかし、
蒙恬の臨時将軍という選択は
それなりに心をかき乱すはず。
認められたいという気持ちが
人一倍強いと思える王賁。
この戦では
多くの功績を残している。
亜光に代わって将軍となるなら
王賁しかないと言える。
信も岳嬰討ちなどから
大きな功績は残した。
それでも、
王翦軍の第一武将が従えた軍を
いきなり信が指揮するのは難しい。
何より王翦一族でなければ、
士気のコントロールが難しいだろう。
援軍として別の将軍が来るのか。
それとも王賁が臨時の将軍か。
はたまた、
王賁が怒りそうな信が将軍となるか。
王翦の選択が
勝ちのシナリオをどう描くのか。
楽しみでならない。
⇒【李牧と舜水樹の誤算!将が強い!】
⇒【王賁と蒙恬は臨時の将軍に!?】
⇒【亜光と亜花錦は親子なのか!?】
⇒【亜光は史実に存在しない!】
⇒【桓騎の弱点!?李牧戦で討ち死に!?】
⇒【王翦が秦国最強は史実!?】
⇒【楊端和は邯鄲攻め以降は出ない!?】
⇒【王騎のオリジナル!?】
⇒【李牧の最期は史実と違う!?】