閼与が退路の鍵
王翦が向かった先。
史実にもある閼与。
閼与は六将の胡昜が、
過去に趙の三大天である趙奢に大敗している
場所でもあります。
秦国にとっては、
痛い記憶だけに、
ここを攻めることを昌平君は
考えもしなかったでしょう。
ただ、
王翦はそんなことを
考えてもいません。
負けない戦の鍵は、
この閼与突破にあります。
戦うのは藺相如の元軍長?
戦闘になるのは、
藺相如の元軍長になるのか。
藺相如といえば、
廉頗にとって、
互いの首をかけてもいいほど
仲がいい実力者です。
廉頗たちと、
同レベルの戦をしてきたのであれば、
その軍長の武力も相当なものだろうと
推察されます。
また、
元藺相如の私兵2万であれば、
その戦闘力は計り知れません。
閼与で王翦の前に立ちはだかるのは、
この私兵2万になるのか。
それとも、
李牧が別動隊で用意するのか。
閼与を超える部隊
史実では、
閼与攻めについては、
精鋭のみとなっています。
桓騎軍を残しているので、
残る精鋭は飛信隊・楽華隊・玉鳳隊の
三隊と王翦本軍になります。
亜光と麻鉱の
強さも閼与で証明されることに
なりそうですね。
王翦本軍が盾となる
王翦本軍である亜光と麻鉱が、
閼与に向かう援軍と対峙するとすれば、
閼与の攻城そのものは、
飛信隊たち三隊に任せることになりそう。
李牧もバカではありませんから、
王翦の策に気づいて、
援軍を送り込む可能性は高そう。
ここでも早さを求められることに
なりますね。
この三隊での攻城は、
やはり廉頗将軍が率いていた魏軍との
戦い依頼。
あの頃は、
三百人将だった三人。
今では、
5千の将となっています。
どんな攻城を見せてくれるのでしょうか。